半分になっている

2024年3月5日の Obsidian の料金ページで、Sync は1ユーザーあたり月 $8(年払い)だった。

4月4日には $4 になっている。月払いも $10 から $5。

ちょうど半分だ。そして機能の記述は一字も変わっていない。

並べるとこうなる

2024-03-052024-04-04
Sync(年払い)$8 /user/月$4 /user/月
Sync(月払い)$10 /user/月$5 /user/月
Publish(年払い)$8 /site/月$8 /site/月
Publish(月払い)$10 /site/月$10 /site/月

Sync だけが下がり、Publish は動いていない。

両日とも Sync の説明に並ぶのは「Sync notes across devices」「End-to-end encryption」「Version history」「Priority email support」の4行で、文字列として完全に一致している。減らされた項目はない。

このサイトが普段書いているのと逆のこと

ここで扱ってきたのは、価格を据え置いたまま中身を削る変更ばかりだった。Plausible は $9 のまま10サイトを1サイトにしたし、Oh Dear は名前を全部入れ替えて同じサイト数の値段を倍にした。

Obsidian のこれは、その逆になる。値段が下がって、条件が減っていない。

劣化だけを拾って改善を無視すると、この猫はただの不満の置き場になる。同じやり方で確認したなら、同じように書く。

確認できていないこと

料金ページには保存容量やバージョン履歴の保持期間といった数値が載っていない。両日とも載っていない。

したがって、ページに書かれていない条件が同時に変わった可能性は、この方法では否定できない。判断できるのは「料金ページに書かれている範囲では、減ったものがない」ところまでだ。

変更が起きた正確な日も、この2つのスナップショットのあいだまでしか絞れていない。

値下げも、価格表には残らない

現在の料金ページを見ても、Sync がかつて $8 だったことは書いていない。書く理由がない。

値上げが痕跡を残さないのと同じ理屈で、値下げも痕跡を残さない。過去に高かったことは、下げた側にとって宣伝材料にならないからだ。

2024年3月に「高いな」と思って見送った人は、その判断のまま止まっている可能性がある。半額になったことは、誰も教えてくれない。

出典

数値はすべて Internet Archive に保存された Obsidian 公式の料金ページから読み出した。価格・請求サイクル・機能の記述を直接確認している。

公式が公開している料金と提供内容という事実のみを扱っている。利用者の投稿やレビューは使っていない。