値上げは、価格表に残らない。
SaaSをやめてAIで自作するかの議論は、定価とゼロを比べて終わりがちだ。判断に要るのは定価ではなく、その定価が数年でどう動いたかの数字で、それは現在の料金ページには載っていない。この猫が保存してきたページには載っている。
価格は17ヶ月、1ドルも動いていない。それでも、同じ10サイトを見続ける支払いは $9 から $19 になった。+111%。現在の料金ページを何度見ても、この経緯は載っていない。
経緯を読む →下に動いた例もある。Obsidian Sync は半額になった。書いてある条件は何も変わっていない。
やっていること
公開中のページは「今」しか映さない。価格を据え置いたまま中身を削る変更は、保存された過去と並べたときにだけ見える。だからこの猫は公式ページを保存し続けて、数値を突き合わせてから書く。SaaSの肩も自作の肩も持たない。大きく上がった例も半分に下がった例も同じ密度で記録して、買うか作るかを判断する側に数字を渡す。
最新の記録
記録の一覧 →「SaaSは値上げする」の実数を9件並べた。上がる幅も、下がる例もある
SaaSをやめてAIで自作すべきという議論は、値上げへの漠然とした恐怖を根拠にしがちだ。この猫が保存してきた料金ページから、実際に何%動いたのかを9件ぶん並べる。上がる幅は+25%から+123%、下がった例もある。
otherNetlify の無料枠は100GBから実質30GBになった。告知もされているし、単価も書いてある
2025年夏、Netlify が無料枠を「100GB帯域+300ビルド分」から「月300クレジット」に変えた。単価は同じページに書いてある。それで割ると帯域は最大30GB相当になる。保存された料金ページで確認した。
otherSlite は中間プランを廃止した。しかも、そう書いてある
2025年秋、Slite が $12.5 の Premium プランを廃止し、$20 のバンドルに置き換えた。中間の段は実質60%上がったが、既存契約者は同額で継続でき、その全部が公式FAQに書かれている。保存された料金ページで確認した。
otherPostmark の表示価格は73%下がった。1通あたりの単価は上がっている
2025年秋、メール配信の Postmark で Pro が月$60.50から$16.50に、Platform が$138から$18になった。ただし同梱される通数が5〜12.5倍縮んでおり、1,000通あたりの単価は36〜63%上がっている。保存された料金ページで確認した。
otherObsidian Sync は半額になった。書いてある条件は何も変わっていない
2024年3月から4月のあいだに、Obsidian Sync の価格が月$8から$4(年払い)に下がった。同じページに並ぶ機能の記述は一字も変わっていない。Publish の価格は据え置き。保存された料金ページで確認した。
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